株式会社幸建 愛知県春日井市上田楽町2738-3  TEL: 0568-37-3881

DX Vision

DXビジョン

昨今の市場環境において、DXの重要性が高まっています。 当社は、このたびDXに関する取り組みを強力に推進するため、DXビジョンを策定すると共にDX組織、体制等について方針を定めましたのでお知らせ致します。
 

DXビジョン

クラウドシステムの普及により、業務のデジタルシフトが急速に進んでいます。マイナンバーの活用やデジタルインボイスなど、社会のデジタル化はもはや「前提」となっており、当社を含む建設業界においても例外なくデジタルを基盤とした事業の再構築が求められています。このような環境の中、当社はDX推進を最重要課題と認識し、経営理念の実現を目指します。

KOKEN DXビジョン 2025

1. 事業のデジタル化を通じ、業務の効率化と作業負担の軽減を進め、労働生産性と従業員エンゲージメントの向上を実現する。
2. システムベースの工程管理と、進捗状況のシームレスな共有によりお客様に安心と安定したサービスを提供する。
3. スマートフォンでアクセス可能な「KDP(幸建デジタルプラットフォーム)」を構築し、協力会社等に供用することで、地域の建設業全体の活性化に貢献する。

ビジョン実現に向けた戦略

【デジタル技術を用いたデータ活用】
既存の事業については、継続的に情報収集しつつデジタル化に取り組むことで従業員の作業工数や事務工数の軽減を図り、労働生産性を向上させる。
 
【ユーザエクスペリエンス】
工事の進捗状況を得意先やエンドユーザーと画像や動画で共有するシステムを構築することでシームレスな情報共有を実現し、お客様の安心、満足度の向上につなげる。
 
【KDP(幸建デジタルプラットフォーム)】
伴走支援者やシステムベンダーと協力し、スマートフォン対応可能なクラウドシステムを連携させる仕組みを構築することで効率化を推進する。必要に応じこれをプラットフォームとしてお客様や協力会社に供用することで、相互の利便性を向上させる。また、KDPを供用することで、協力業者のデジタル対応の難易度を低下させ地域の建設業全体の活性化に貢献する。

体制・環境

経営トップ直下にDXを推進する組織として「DX推進室」を設置し、伴走支援者と協力しデジタルに関する調査・研究を実施するとともに、業務へのデジタルツールの導入やプラットフォームの構築を推進します。
 
1. 業務の効率化やKDP構築のためのデジタル関連投資を行います。
2. 戦略目標として「業務効率化」および「KDPの供用」「デジタル関連投資」についてKPIを設定します。
3. 「DX推進室」においてITに関する技術動向に関する調査・研究を行うと共に、経営トップ自身がセミナーや勉強会に参加して情報収集を行い、伴走支援者の意見を聞き、対応を決定します。
4. 人材育成としてITコーディネーター資格取得と情報セキュリティマネジメント試験の受験を推奨し、会社が認めたものについては費用負担することとしています。

目標とする指標

(1)従業員の業務効率化2025年度目標:2022年度比で5%以上の時間当たり売上高の向上。
(2)幸建デジタルプラットフォーム供用取引先数2025年度目標:2022年度実績1社に対し、40社以上のKDP供用数の向上。
(3)業務効率向上・研究開発におけるデジタル関連投資2025年目標:前年売上高の0.5%以上を継続的に投資する。

2022年9月1日制定
株式会社幸建
代表取締役 山本邦夫